夏の夜の 幻想曲 ファンタジア

そこに、そこに、そこには無いよ
欲しがってた物は
足りない、足りない、足りない愛は
どこに在るんだろう

いつの間にか逃げてた 蛍を追って行こう
『ここは 星空が落ちて来た パレード!』
突っついたら 割れそうな 水風船
回転木馬は 廻り出したら 止まれない
突っついて 弾け飛んだ 水風船
回転木馬は 走り出したら 止まれない、ああ

誰も、誰も、誰も居ないよ
閉じ籠ってた場所に
会いたい、逢いたい、ああ 痛い
あなたは どこに居るんだろう

路を聞いたピエロが 可笑しそうに笑うの
『自分の事も 解らないって 馬鹿でしょう?』

哀しみを歌にする 月夜の人魚
涙を ガラスのイヤリングにして 閉じ込めて
夜空で光り踊る 千の花火
約束 輝いて 永遠にどうか消えないで、ああ

『一つだけ解ってるのは
あなたじゃ私を救えない
だから 手を離したんだって事』

突っついたら 割れそうな 水風船
回転木馬は 廻り出したら 止まれない
突っついて 弾け飛んだ 水風船
回転木馬は 走り出したら 止まれない、ああ

ー 私 あなたを、ずっと ずっと待ってた
私 あなたを、ずっと ずっと知ってる

私 あなたを、ずっと ずっと待ってた
私 あなたを、ずっと ずっと待ってる… ー




「123、123」のカウントからこのアルバムは始まります。
この楽曲は、まるで小さい子供の見た夢のような、最後には一度入ったら二度と出られない、霧がかった違う世界に連れて行かれるかのよう。
歌詞にある「水風船」は人の心を、「回転木馬」は止まれない人の人生を比喩しています。
レコーディング時の方向性は「ヨーロピアン」でした。笑

【「バスルームの人魚」先行リリース版特典 全曲セルフライナーノーツより抜粋】

野坂ひかり『バスルームの人魚』特設サイト
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